息子が昔使っていたバッグ。

「トーマス、トーマス」って大騒ぎしてたくせに、
今では見向きもしません。
押し入れでくすぶっていました。
まだまだきれいなのにね。

でも、第二の人生をおくれることに...
東北でもう一仕事することになりました。
バッグの中に衣類や生活用品を入れて、
子供の学校からまとめて送るそうです。

洗剤付けてブラシできれいにしてから送るんだけど、
その前に一応チェック。
「あ、ここほつれてる。」
「このまま送るのは失礼よね。」
と、嫁がボクにバッグを差し出す。
「はい、わかりました。」

嫁の名誉のために書いておきますが、
彼女も一応裁縫仕事はできるみたいです。
でも、わが家では縫い物はいつもボクの仕事です。

自慢するようですが、物を直すのは得意です。
大工仕事も、機械物も、縫い物も。
家庭科は通知簿、5以外とったこと無いです。
(小学校5年と6年の合計6回だけですが...)


偉そうに言った割には、縫い目が揃ってないって?
だって、この生地(コーデュラナイロンっていうのかな?)
むちゃくちゃ硬いんだもん。
酒も入ってるし。
大事なのは心意気です。

もう一度かわいがってもらえよ。